【導入事例】ビールの美味しさを守れ!チラーを監視せよ!

※掲載にご協力を頂いたお客様は何かしらのサービスがあります※

業 種
ビアバー&クラフトビール醸造所

お 悩 み
チラーを攻めた温度設定にしたいが異常停止するリスクがあり、接客中や帰宅後にチラーが異常停止しても気付かず、不凍液の温度が上昇してしまう。
不凍液の温度が上昇すると、低温熟成したいビールのタンク温度も上昇してしまい風味が変わる。

JOKER導入後は、不凍液タンクの温度上昇やチラーの異常発生を知らせるメールが届くので、醸造所に行かなくてもスマホやパソコンからチラーの再起動ができるようになりました。

遠隔監視内容
①不凍液温度
②チラーの運転状況



遠隔操作内容

①チラーの再起動
チラーに異常リセット機能がなく、チラーのOFF→ON操作で異常が解除されるタイプでした。
異常をメールでお知らせするシステムはよくありますが、遠隔操作できるのがJOKERの特徴です。

何時にどういった操作をしたか履歴も残るので、多少安心感があります。
遠隔操作できるID、遠隔監視しかできないIDの2パターン登録可能です。

今回のポイント
良い意味で「変わった人」しかいない醸造所と、改造対象の制御盤が海外製という2点。
(クラフトビール業界は、海外製の設備が多いそうです)

遠隔監視したい不凍液(GLYCOL)の温度指示計に、伝送出力機能(4~20mA)あればこのまま使えたのですが、温度表示と接点出力だけでしたので交換が必要です。

まったく馴染みのないANTHONEの温度指示計(廃番)でしたが、既存の配線と仕様に影響がないように伝送出力がある京都サンガF.C.のオフィシャルスポンサーOMRONの温度指示計に交換しました。

ANTHONE→OMRONで取付寸法も異なるので、他の温度指示計と雰囲気を合わすべく黒い取付パネルも板金製作しました。

既存の測温抵抗体(Pt100Ω)の精度が怪しかったので、取材協力のサービスとして新品に交換させて頂きました。
お客様のハンディタイプの温度計で不凍液温度を計測して頂き、誤差もありませんでした。

これで安心です。

チラーは屋外に設置しているので、既存と同じルートでPF管の施工にしました。
少し古いチラーでしたが、メーカーから取説も頂けたので、外部からの再起動や異常信号も問題なく配線できました。

「(JOKER導入前は)チラーが停止するのが怖いので、再下限の温度設定値にできなかったけど、今は安心して下げている」

負荷がかかる夏場にチラーの異常が発生しやすいとのことなので、これからもJOKERが大活躍して美味しいビールが飲めますように。

Avec tous mes remerciements.

取材協力

店 名
Yggdrasil Brewing
(イグドラジル ブリューイング)

住 所
神奈川県平塚市夕陽ケ丘44-7

電 話
0463-73-8282

Online Shop
https://yggdrasil-brewing.myshopify.com/

Instagram
ygdrasilbrewing

写真提供
ベルマガ

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